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受験算数用の教材は予習シリーズだけで良いのか?

さて表題の件につきまして私見を述べさせて頂く記事となっております。
受験算数用の教材は予習シリーズだけで良いのでしょうか?

結論から申し上げますと

Sharari-man

四谷大塚偏差値 Aライン80偏差値で 60以下の中学であれば充分対応出来る

というのが私の主張です。

我が家と算数道場の学習結果によれば

  • 予習シリーズ5年上下 最難関問題集
  • 予習シリーズ6年上下 最難関問題集
  • 予習シリーズ6年   算数難問題集

    までを終了していて、復習も終わり解けない問題が無い

という状態で例えば芝・本郷あたりの過去問を解くと合格者平均以上は充分取る事が出来ると思います。
特に過去問演習に取組まなくても合格者平均は取れるというイメージです。
※過去問演習を実施すればさらに高得点が狙えると思います。

目次

予習シリーズだけで対応出来ないのは・・・

四谷大塚Aライン80偏差値で60を超えてくると予習シリーズの学習だけでは難しいケースが増えてきます。
例えば 駒場東邦・麻布・渋幕・開成・筑駒・東大寺・灘などです。

最難関レベルになってきますと、かなり高速で難問を処理する力が求められます。
よって難問ばかりの過去問演習を大量に処理して、難問を高速で解ききる能力を身に付ける必要があります。

ちなみに、図形がやや手薄と評判の予習シリーズですが、基本的な内容は全て身に付きます。
上述した偏差値60以下の中学までであれば充分対応可能だと考えています。
図形が苦手なお子様の場合は図形の必勝手筋を予習シリーズと並行して進めると良いと思います。

予習シリーズ【算数】紹介

我が家の学習ルートは以下の記事が参考になると思います。

過去問演習結果の紹介

実際に息子が過去問演習に取組んだ結果を示します。
自宅でリラックスした状態で取り組んでいるため参考値とお考え下さい。

Sharari-man

なお 演習に取組んだ順序は 数字の順番通りです。
条件は 予習シリーズ算数難問題集まで完璧に仕上げた小学4年生の時点です。

  • 芝・本郷中学 正答率 95%~
  • 駒場東邦中学 正答率 94.2%~
  • 渋幕 正答率 89.6%
  • 麻布 正答率 87.9%
  • 開成 正答率 86.7%

我が家の学習歴

我が家では下の記事のようなルートで学習を進めています。

過去問演習については継続して進めており既に合計100年分以上は解いていると思われます。

芝:5年以上
本郷:5年以上
駒場東邦:20年以上(大問×130)
渋幕:20年以上(大問×142)
麻布:20年以上(大問×140)
開成:10年以上(大問×90~)

Musuko

渋幕・麻布・開成はやっぱり少し難しくて、慣れるまでは手こずったよ!

Sharari-manの結論 

中学受験算数を学ぶ教材は予習シリーズだけで殆ど問題ない。
「問題ない」の意味は四谷大塚Aライン80偏差値 で 60程度の算数が解けるようになるという意味です。

最難関レベルは予習シリーズに追加して大量の過去問演習が必要です。

プラスワン・自由自在なども良い問題集だと思いますが、予習シリーズの完成度には劣るというのがSharari-manの意見です。
プラスワンは総復習用の問題集ですが、総復習についても予習シリーズ6年実力完成問題集の方が良いと思います。
家庭学習のみで中学受験に臨む場合は予習シリーズを信じて愚直に進める事をオススメ致します。

Sharari-man

他の市販問題集も有名どころは全て購入して調べたつもりです。しかしながら
■中学受験算数を網羅的に学べる
■難関校レベルに到達出来る
という点で予習シリーズ以上の完成度の教材は見当たらないというのがSharari-manの主張です。

補足 

私がオススメしている学習ルートは
ぴたトレ中学3年生までを先に履修した後に予習シリーズなどの中学受験算数に取り組むというルートです。
以下の記事の道場生ルートを最もオススメしております。

予習シリーズのみで問題ないと判断した根拠は息子ちゃんと道場生の学力です。
おおよそ n=7 程度です。

また灘中レベルの算数が苦も無く解けるレベルに達したお子様については総じて高校数学まで学習を進めている事が好影響を与えていると考えられ、予習シリーズ以外の学習をしていない訳ではない 事には御注意下さい。

Sharari-man

そもそも予習シリーズを算数難問題集まで進められるかどうかは お子様の性格と指導者のスキルによると思います。

しかし、予習シリーズを算数難問題集まで進める事さえ出来れば、本記事に記載したレベルに到達出来るという事です。

我が家の学習事例が少しでも家庭学習に取組む皆様の御参考になりましたら望外の喜びです。

ではまた!

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この記事を書いた人

日本で働く技術者です。
ブログ運営目的は我が家の学習情報提供を通じた社会貢献です。
地域貢献を兼ねて地域限定で算数の個別指導を行っています。

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