さて、本記事ではトップクラス問題集4年に取り組む際の注意点を紹介しています。
我が家の学習ルートにつきましては下の記事をご参照下さい。
トップクラス問題集4年生の試読ページ
このリンク先でプレビューボタンを押せば無料で立ち読みが出来ますので是非ご覧下さい
トップクラス問題集の構成
以下の記事を御参照下さい。
難易度の目安
本問題集の特徴として、例題がなく解答の解説がかなり簡素である事が挙げられます。
そのため、お子様が一人で解答・解説を読んでも理解出来ない場合が多いと思われます。
例えば以下の問題と解答・解説例をご覧下さい。
■1〜30までの整数の積は1の位から何個連続して0が並びますか?
という問題の解答には
30÷2=15
30÷4=7余り2
30÷8=3余り6
30÷16=1余り14
よって1〜30の数字に含まれる2の掛算の個数は26個
30÷5=6
30÷25=1余り5
よって5の掛算が7個含まれる。
よって0が7個続く。
こんな簡素な解説が書かれています。
※正確には解説の内容が多少異なります。概ね、こんな感じの簡素さと思って下さい
※この問題の前に5の倍数を数える問題があり、誘導になっています。この誘導に乗って丁寧に考えられるお子様は解説が理解出来ます
ちなみに簡単に解説をさせて頂くと・・・・
10の掛け算が何個出来るかを考えれば良いので2×5=10 が何個出来るかを調べれば良い事が分かります。
よって2の掛算の個数と5の掛算の個数を数えて、少ない方が1の位から0が続く数になります。
さて、公立中学校3年生にこの解説を読んでもらった場合、すぐに理解出来るお子様は少数派だと思います。
よってぴたトレ中3まで進めた後にトップクラス問題集に取り組んでも親御様の解説が無ければ、トップクラス問題の全てを理解するの難しいと言えます。
トップクラス問題集4年は、トップクラス問題だけで良いので、親御様が解答・解説を読んでみて
このレベルだったら私にも解説出来そうだわ・・・・
と思えたら、トップクラス問題集4年を採用しても良いと思います。
これは私には解説するのは難しいわ・・・・
と思われたら
トップクラス4年ではなく 自由自在問題集 あるいは 塾技 あるいは予習シリーズ4年 or 5年
などの解説が非常に丁寧な問題集を採用した方が良いと思います。
これらの問題集は 例題による解説があるほか、解答の解説も詳しいです。
ぴたトレ中3までの学習が完了していれば、お子様が一人で進められるレベルだと思います。
※多少は親御様のサポートがいるかもですが、トップクラス4年ほどではない。
トップクラス問題集4年はお子様が解答・解説を読みながら一人で進めるのは難しい問題集だと考えておいた方が良いです。
以上がぴたトレルートからトップクラス問題集4年に取り組む際の注意点です。
まとめ
- 解答・解説が簡素なため、お子様が一人で進めるのは難しい場合が多い。
- 親御様が一度トップクラス問題を解いて、自分がお子様に解説出来るかどうかを確認した方が良い。
- 解説が難しいと感じた場合、自由自在、予習シリーズ4年・5年、塾技などの参考書兼問題集を採用した方が良い。
我が家の学習事例が少しでも家庭学習に取組む皆様の御参考になりましたら望外の喜びです。
ではまた!
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