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算数道場の運営情報と雑記

さて、表題の件です。

目次

目的

道場運営目的はこのようになっております。

算数道場の役割

毎週4時間程度、皆で集まり学習会を開いています。

この会の役割は以下のようです。

  • Sharari-manが子供達を観察し分析する事
  • 子供達に一生懸命学ぶ仲間がいる事を知ってもらう事
  • 子供達に学んだ事がどんな風に世の中で活用されているか知ってもらう事
  • 子供達に学習の方法や目的を理解してもらう事
  • 子供達のSharari-manに対する信用を高める事

複数人に対して4時間指導したところで劇的な効果は見込めません。

それよりも以下の内容を何度も伝え、理解してもらい、自発的に取り組んでもらえるための活動をした方が建設的です。

  • なぜ学ぶのか
  • どうやって学ぶのか(自学自習)
  • 学ぶ事の楽しさ

自学自習の方法は何度も丁寧に指導します。

問題集の基本的な進め方や分からなかった時の対処方法を何度も説明します。
また、「聞く」という事に対して壁を作って欲しく無いため、親御様には「聞かれた時に絶対に嫌な顔をしないで下さい」とお願いし、すぐにSharari-manに質問内容を送付してもらうようにお願いしています。

「聞いたら」嫌な顔をされた
「聞いても」中々教えてくれないので待ち時間が長い
「聞いても」分からない

このような状態が何度も続くと、「聞く」事をやめてしまい理解が不十分なまま進めるようになってしまいます。

通常、LINE、Teams、ZOOM、電話のいずれかで質問が来ますが、可能な限り高速でお返事させて頂いております。
勤め先は時間管理型の労働ではないため質問が来た場合、そちらを優先する事が多いですね。

小5,小6になるとかなり自学自習の技術が向上しているため、殆ど質問が無くなります。

難関中学の算数の難問、青チャートの難問などしか来ないですね。

現在はMusukoも殆ど質問無しです。

Sharari-man

あれ・・・。私って必要ないのでは・・・・?

このような状態になります。

ここまで来るのが大変ではありますが、自学自習の技術が身に付いた後はカリキュラム管理、課題管理、モチベーション管理が主業務となります。

『自学自習の技術が身に付いた後』というのがポイントでして、半年後,一年後のように時間で区切っておりません。

すぐに身に付くお子様もいれば、長い時間を要するお子様もいます。

Sharari-man

自学自習が出来るようになるためのサポートをするのが算数道場の役割ですね。
その場で学力を向上させようとはあまり考えていません。

Sharari-man

これが最適解なのかはわかりませんが、子供達もSharari-manも楽しめていますから、このような進め方で運営しております。

学習スタイル

教材や学習ルートは以下の記事のようです。

シームレスな学びを重視しています。

高校数学

さて、理学部,工学部の方は同意して頂けるのではないかと思いますが、高校数学は大変良く出来ています。

大学に入ってから理学,工学で必要な最低限の内容がきっちり盛り込まれています。

カリキュラム通りにしっかり学び進めれば多くの方が理解出来るように設計されていますし、良いカリキュラムだと感じます。

公立のカリキュラムって中々優れものですよ。
中学数学~高校数学と順序良く学べばちゃんと理解出来るようになっています。
※中学数学はとんでもなく学習期間が間延びしていますが、内容自体は良いと思います。

白チャート、青チャート、総合的研究、基礎問題精講なども非常に良く出来た問題集です。
青チャートレベルの内容がある程度分かっていないと大学に入ってから苦労します。

旧帝大の数学はどこもそれなりの難易度ですが、その程度の数学力は理学,工学問わず『あった方が良い』のは間違いないと感じます。工学系の研究をしていても何だかんだと使いますからね。

Sharari-man

高校数学は良く練られた範囲学習になっています。
『ここはもう少し改善した方が良いな』と思う箇所もありますが、トータルで見ると『とても良いカリキュラム』だと考えています。

工学全般、プログラミングなど実践的なスキルを学び、活用する上での土台となる学問です。

よって、道場生には数学、英語を早めに履修させてあげたいと考え、数学の学習を進めております。

副次的効果として英数が強いと大学受験で大変有利に働くという点も御座います。
英数を先取りしておけば、他の科目に時間をかけられますから、色々な事に興味を持つための時間が確保出来ます。
中学~高校の学生生活を英数の学習に追われず、様々な分野の学びを深めながらを過ごせる事も魅力的です。

以下の記事も参考になるでしょう。

焦り過ぎなのではなかろうか・・・

算数道場の場合、特に難関中学合格を目指す塾でもありませんから、のんびり、それぞれのペースで自学自習を進めています。

Okusama

来月までに必ずこれだけやるのよ!!

Sharari-man

こんな感じではありません。

理解出来ている、楽しめていると感じればどんどん進める。

理解が甘い、モチベーションが低下していると感じれば、ペースを緩め復習中心の学習。

このような感じで進めておりますから、私も子供達も焦る事が無いというのが実情です。

Sharari-man

中学に入ってから大学受験まで6年もあるのですから、毎日コツコツやっていれば余裕で間に合います。
小学生のうちに公立高校入試満点レベルまで到達していれば、6年かけて高校数学を理解すれば良いのだから楽勝だと思います。

Sharari-man

小学生のうちに自分で調べ、自分で考え、自分で学び、自分で行動する事が出来る。自学自習が出来る
このような状態になっていれば充分だと思います。

Sharari-man

楽しく家庭学習を進めて、楽しく社会貢献をして、美味しいご飯を食べて、皆で笑顔で遊び、良く寝る。
これで充分幸せだと思うのですけどね。

Sharari-man

難関中学に合格しなければならない病
高偏差値を取らないといけない病
偏差値が落ちると落ち込む病
子供に学習を強要し、出来なければバカにする病
子供に対するパワハラ、モラハラを誰かに正当化して欲しい病

何だか色んな病が流行っているように思います。

Sharari-man

学習って本来楽しいものだと思うのです。
少なくとも私は学習が楽しいからこそ、この歳まで学び続けております。

塾はどうなんでしょうか?

さて、例えばSAPIX様はどんな感じなのでしょうか?
浜学園様・日能研様は講師に知人がおりますので状況はある程度存じておりますが、SAPIX様は良く分かりません。
(以前はSAPIX様にも知人がおりましたが、退職してしまったので現在の状況は不明)

校舎によって差が大きいとも聞きます。
膨大な量の宿題が課されていますし、自学自習の方法を手厚く指導しなければ上手く処理出来ないように思います。

仕事もそうですが、学業も自発的に調べ、学び、行動しなければ効率良く覚えられません。

大量の宿題を渡して放置という事はないように思うのですが、如何でしょうか?

今度模試を受けた時に聞いてみますかね。

あとがき

さて、まとまりの無い雑多な記事を書いてみました。

たまにはこのような記事も投稿致します。

算数道場では2名が卒業しましたので来季から2名ほど自治会から受け入れる予定です。

あんまり人気は無いのですけどね(笑)

Sharari-man

うちで学んでみませんか?

Okusama

うちはちゃんとした塾で勉強をさせますから結構です!!
**予備校で最先端の学びを与えますから!

Sharari-man

申し訳御座いません。
私の不徳の致すところです。
もっと皆様に信用して頂けるよう努力致します・・・・(涙)

・・・・・・・・

Sharari-man

このような感じで相手にして頂けない事も多く、算数道場は人気が無いのです。
自治会の子供達に楽しく学んでもらうために頑張っているのですが、まだまだ信用を得るための努力が足りないようです。

Sharari-man

授業料、教材、備品、問い合わせが全て無料なのが怪しいのでしょうか・・・・

Sharari-man

とはいえ落ち込んでいても仕方がありませんから、理解して頂けるように研鑽を続けるだけですね!
自治会の子供達により良い学びを与えられるように今後も研鑽を続けたいと思います。

Sharari-man

笑顔で楽しく学ぶ親子が増えると良いなぁ。

我が家の学習事例が少しでも家庭学習に取組む皆様の御参考になりましたら望外の喜びです。

ではまた!

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この記事を書いた人

日本で働く技術者です。
ブログ運営目的は我が家の学習情報提供を通じた社会貢献です。
地域貢献を兼ねて地域限定で算数の個別指導を行っています。

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