MENU
カテゴリー
最近のコメント

家庭学習の必要性について

さて本記事では家庭学習の必要性について考えてみようと思います。

目次

公立小学校の学習だけで算数を完璧に理解するのは難しい

さて、以下の記事で家庭学習を始める前の我が家の息子の状態を書き記しました。

このような状態でしたから、充分な能力を身に付けられていたかと言えばそうではありません。

理由を考えてみます。

先生の評価・指導の負担が大きい

公立小学校の場合、1クラス30人前後の生徒がいると思います。
平均値は 22.7人【2022年】のようですが離島や過疎地も含んでいると思いますから、都市部の小学校では30人前後でしょう。

小学校の先生になるための能力的なハードルはそれほど高くありません。
また、マネジメント能力が十分に備わる前の若い年齢から担任を任されます。

一般的な企業人で言えば

入社3年目の新人にいきなり30人の部下が付く

ようなイメージになります。
企業にお勤めの方ならば想像が付くと思いますが、この30人の部下の能力・成長を全て把握し、それぞれに適切な指導を行う事は不可能に近いでしょう。

マネジメント経験が豊富な方ならまだしも、新人社員がこなせる仕事ではありません。

通知表の主観的評価(定性評価)も正確に判断する事は出来ないでしょう。

Okusama

先生方はしっかり指導と評価をして下さってるわ!!

こう思われるでしょうか?

では 通知表にて評価されるような 主体性・道徳などについて、御自身のお子様について正確に評価してみて下さい。
たぶん出来ないと思います。
定性評価は非常に難しいからです。印象点を意識的に抑制し、各種バイアスを抑制し、何らかの判断基準に基づいて正しく評価しなければなりません。

企業で評価業務を実施した事がある方なら分かるでしょう。
30人のお子様を正しく定性評価するなんて、信じられないような無理難題だと。


さて、なぜここで「評価」の話をしたかと言いますと 評価が大変重要だからです。

評価出来ない事は設計出来ない
評価出来ない事は改善出来ない
評価出来ない事は指導出来ない

からです。

例えば 計算 という能力を考えます。

足し算を ある一定の速度で処理出来るかどうか 

という評価をしなければ正しく指導が出来ないでしょう?
評価をしなければ永遠に計算練習を続ける、あるいは能力が低いまま次の単元学習に移る 事になります。

Sharari-man

以上の事から 公教育だけの教育には以下のような問題点があると考えています。

生徒毎に正しい評価を下す事は先生の工数負担が重く困難である。
正しく評価出来ないから、生徒毎に適切な指導・カリキュラム提示をする事は困難である。
よって公教育だけで全員が一定の学力を得る事は困難である。

学校も人手不足で苦しんでおります。その中で先生も一生懸命頑張っておられます。
マンパワー的に考えて全員に適切な評価・指導を実施するのは困難であるという意見であり、公教育・学校・先生を非難するものではありません。

正直に言いますが、企業で新人教育歴30年の私でも いきなり30人のお子様を指導しろと言われたら「無理です」と返事をします。
算数道場で数名のお子様を指導するのでも 四苦八苦しております。よほどのスーパーマンでもない限り不可能な案件だと考えております。

家庭によって学習方針が異なり、お子様の理解・暗記能力も異なる

学校の宿題をこなすだけで一定水準の学力を得る事は困難です。
やはり各家庭毎に 予習・復習 が必要です。

しかしながら、各家庭毎に学習方針は異なります。

Okusama

①学校の宿題をやっていれば充分ね!

Okusama

②予習・復習をやる必要があるわ!

Okusama

③宿題なんてやらなくても楽しそうにしていればいいわ!

Okusama

④とにかく野球をやっていれば良いわ!
 プロを目指すのよ!

このように各家庭毎に色々な教育方針があるかと思います。

恐らくですが、①②以外のお子様で 一定の学力を得られるお子様は小数です。
理解力・集中力に溢れ、授業中に全ての内容を理解出来る稀有なお子様だけです。

また、宿題をしっかりこなしていても理解や暗記が追い付かないお子様もおられます。
この「理解や暗記の早さ」はお子様によって差がある部分です。

全員が完璧に理解出来る宿題量を課せば、理解力の高いお子様にとっては無駄な負担になります。
全員に最適化した宿題量にするのは困難です。

まとめ

先生の負担が大きく、お子様毎に適切な評価および指導を実施する事は難しい。
各家庭の教育方針が異なり、宿題に対する取組方も異なる。
お子様毎に能力が異なり、個人に最適化した宿題内容・量を決定する事は難しい。

Sharari-man

このような理由で公教育のみで一定水準の学力を得る事は難しいと考えております。

一定水準の学力 とは 例えば 
■教科書やピタトレの章末問題で正答率が9割以上
■全国学力調査テストの得点率で9割以上

などです。

家庭学習の必要性

上述したように公教育だけで一定水準の学力を得る事は困難です。

よって一定水準の学力を得るために家庭学習をする必要があります。

Okusama

勉強なんて出来なくたって、うちの子はプロスポーツ選手になるから良いわ!

と思われる方もいるかもしれません。

しかしながら、少なくとも義務教育課程で学ぶ内容というのは、生活する上で必要な内容ばかりです。
道徳・算数・国語・理科・社会が出来なければ、プロスポーツ選手として規律を守り、適切な行動をとり、良い社会生活を送る事は難しいでしょう。

スポーツ選手も論理的思考力が必要です。
例えば

なぜこのトレーニングをするのか?
なぜこのポジショニングを取るのか?
個人事業主としての資産管理・経営

様々な事を考えながら行動しなければならない点は一般的な企業勤めのサラリーマンと同じです。

Sharari-man

将来どのような職業に就くとしても、少なくとも義務教育課程の内容は全て理解しておいた方が良い

というのが Sharari-man の主張です。

まとめると

公教育だけで一定水準の学力を得る事は難しい
どのような職業に就いても義務教育課程の内容は理解しておく必要があり、それらは役に立つ
よって、家庭学習で公教育の補助を行い子供達の理解を助ける必要がある。

このような論法になっております。

高度な教育について

我が家では高校数学・物理・大学数学・力学など小学生にしては高度な内容に取り組んでいます。

また中学受験生の殆どが 中学~高校レベルの学問に取組んでいます。

これらの教育が必ずしも必要とは考えておりませんし、そこは各御家庭の方針次第です。

ではなぜ Sharari-man が高度な教育に取り組んでいるかと言えば、以下の記事に示しているような理由です。

受験の厳しいところは 期間が決まっている事です。
我が家のように 特に期間を設けず学習に取組んでいる場合は 余計なプレッシャーやストレスも無く楽しく取組易いのですが、目的が受験合格の場合はそうもいきません。

以下の記事で書きましたが、「高度な教育」が中学受験では 普通 になっており、その中で相対評価が実施されます。

余裕でカリキュラムに付いて行けるお子様は良いのでしょうが、そうでないお子様も大勢いるように思います。

Sharari-man

Sharari-man的には公立ルートの内容を 1年・2年・3年・4年と先取り出来ているだけで 充分優秀だと思うのですけどね・・・・

Sharari-man

塾には未来ある子供達の可能性をメンタル破壊という形で潰してしまう事の無いよう学習を進めて頂きたいと思います。

まとめ

さて全体を要約すると以下のようです。

  • 先生の負担が高いため、公教育だけで全員に一定水準の学力を与える事は困難である。
  • 各家庭によって教育方針・お子様の能力が異なるため、宿題の質・量の最適化も困難である。
  • どのような職業に就いても、義務教育の内容は理解しておいた方が良く、役に立つ。
  • よって公教育だけで困難なお子様の理解を補うために家庭学習は必要である。
  • 一方、中学受験のような高度な教育は必ずしも必要では無い。
  • しかし、教育可能かつお子様が興味を示す場合は積極的に施しても良い。
  • その場合、親子ともにメンタルが破壊されないよう、注意を払う必要がある。
  • 健康な心身が最も大事。

さて、簡単に Sharari-man の家庭学習に対する主張を書いてみました。
色々な考え方があると思いますので、一つの考え方として心の隅にストックして頂ければと思います。

Sharari-man

我が家の学習事例や Sharari-man の主張が 少しでも家庭学習に取組む皆様の御参考になりましたら望外の喜びです。

ではまた!

御自由にシェアして頂けましたら!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日本で働く技術者です。
ブログ運営目的は我が家の学習情報提供を通じた社会貢献です。
地域貢献を兼ねて地域限定で算数の個別指導を行っています。

コメント【コメント非公開、メールでの返信を御希望される方はその旨をご記入下さい】

コメントする

このサイトは reCAPTCHA と Google によって保護されていますプライバシーポリシー利用規約 申し込み。

The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.

目次