2024.2.17 何だか味気なかったので過去問演習の画像追加
さて、表題の件です。
Musukoは小学4年生の頃から様々な中学の過去問【算数】を解いています。
一方、国語,理科,社会に関しては予習シリーズやコアプラス中心の学習であり、過去問はそれほど解いておりません。
そろそろ国語や理科も過去問形式で解いてみる?
解いてみたい!
という事で手始めに西大和中学の算国理、3科から演習を開始する事にしました。
西大和の算数
基本問題が中心の構成ですが、灘,東大寺レベルの難問がいくつか出題されるという感じです。
図形問題が頻出であり約3割程度が図形問題となっています。
全体的な難易度は灘,東大寺と比べると高くありませんが、基本問題が多く出題されるため、ケアレスミスが多いお子様はやや不利かもしれません。
時間はそれほど厳しくなく、灘や筑駒で演習を積んでいれば余裕を持って解けるでしょう。
Musukoは算数は既に20年分の過去問を終えており、正答率は約92%でした。
西大和の国語
西大和の国語は演習教材として優れていると感じています。
漢字、知見、要旨をつかむ問題、記述、作文とバランス良く出題されている事が理由です。
長文読解が2題、詩・短歌が1題、作文(100~150字程度)1題の構成になっています。
読解問題はやや選択問題が多くなっています。
選択問題は要点を掴めているか?を判断するような問題が多く、演習教材に適しています。
作文は家庭学習では中々採点が難しいところです。
しかしながら、家庭学習においては、厳密な採点をする必要は無いかと思います。
「正しい日本語で論理的な文章が書けているか?」
を確認し、添削する程度で部分点は間違いなく頂けるはずです。
作文は基本的にSharari-manが添削しております。
Musuko氏はブログ記事の執筆等を通じて随分作文能力が向上しましたので、意外と苦にしておりません。
「文章を読む」という行為自体が大好きなMusukoは国語の学習が好きです。
特に長文読解は大好物です。
コツコツ演習を進めていく予定です。
西大和の理科
理科は全分野からバランス良く出題されている印象ですが、以下のような特徴があります。
- 力学の計算問題が良く出題される。
- 化学分野では水溶液関連の問題が良く出題される。
- 地学分野では太陽や月が良く出題される。
- 物理・化学分野の難易度はやや高く、その他は平易である。
- 単純な知識問題も多く出題される。
さて、概ねこのような傾向です。
Musukoは計算分野、化学分野は得意範囲です。
力学は機械力学,材料力学などで鍛えられておりますから、中学受験レベルであれば解けない問題はありません。
化学分野については自発的に高校レベルの内容を学んでおりますから、こちらも苦にしません。
難易度が高めの2分野については特段問題になりません。一方、平易であるはずの『その他』の分野ですが、単純な知識暗記が得意ではないMusukoにとっては『やや難』となります。
実際、試験に臨むとそれなりに知識問題を落としますから、良い復習になっていると感じます。
生物・地学分野の暗記が特に弱いですから、演習を通じて伸ばしていきたいところです。
我が家は数学・物理・化学の先取り特化型の学習をしているため、他のお子様とは状況が異なると思います。
一般的なお子様は物理・化学分野で苦戦するのではないかと思われます。
演習の状況
以下の画像は2006年の3科算数です。Musukoさん満点の回ですね。
こんな感じで取り組んでおります。計算は別用紙で実施しています。
さて、算数は約92%の得点率です。
150点満点ですから、138点です。
合格者最低点は年度によってバラツキが大きいのですが、
本校会場で280~350点程度
東海会場で300点前後
となっております。
東海会場受験で考えると、300-138(算数)=162となり、残りの科目で 162/350(46%)取得で合格ラインです。
演習を始めたばかりですが、今のところ合格者最低点は余裕を持って上回り、合格者平均点も余裕を持って上回っています。総合の得点率でおおよそ75%~というところです。
とまぁ合格ラインについて書いてみたものの、得点率はあまり気にしておりません。
過去問演習の目的は
- 問題形式に慣れる事
- 問われ方、答え方に慣れる事
- 知識を補う事
- 思考力を向上させる事
などです。
苦手な分野を補い、得意分野を伸ばすという方針で演習を続けて参りたいと思います。
新しい知識を得る事を楽しいと思ってもらえるよう、指導者としてサポートしたいですね。
我が家の学習事例が少しでも家庭学習に取組む皆様の御参考になりましたら望外の喜びです。
ではまた!
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