2024.5.7 加筆修正
さて、表題の件です。
教育関係のブログを拝見しておりますと以下のような悪口を良く見かけます。
学習態度が悪い!
バカだ!
生活態度が悪い!
こんな事も出来ないのか!
こんなに教えてあげているのに何で出来ないのか!
本当に頭が悪い!
このような悪口を書いている方の心理を分析してみましょう。
悪口を書く目的
例えば以下のようなものが挙げられます。
- 対象の相手を不快な気持ちにさせる事
- 過激な内容を書き、アクセス数を稼ぐ事
- 共感出来るといった内容のコメントを期待し、自身を正当化する事
対象の相手を不快な気持ちにさせる事
さすがにこの目的であっては欲しくないのですが、如何でしょう?
我が子を不快な気持ちにさせ、苦しめるだけの記事を書く。
もし、そんな親御様がいたならば、悲しいですね。
現代は学校でタブレットも支給されておりますから、子がそのブログを発見してしまう事もある訳です。
その時に 沢山の悪口が書かれている事を見てしまったらどうでしょう。
大変傷つくように思います。
沢山の人が見ている前で「上手く出来ていない事」を列挙され、ダメ出しをされる。
メンタルが強いお子様なら良いですが、一般的な子供ならトラウマ案件だと思います。
会社で部署の人が全員見ている前で苦手なポイントだけを列挙されたら苦しくありませんか?
匿名とはいえブログは家族でしたら容易に特定出来る情報が多く掲載されております。
子供がブログを発見した場合、大勢が見ている場(SNS)で苦手なポイントを列挙された。と感じるでしょう。
正直なところ、「うちの子はバカだ」「アホだ」「毎日地獄だ」「出来が悪い」なんて誹謗中傷を書いているSNSに「いいね」を付けている方も同罪だと考えております。
一般の方が訴えられる可能性は低いですが、裁判で有罪の判例があります。
家族の悪口は許されるなんて考えは捨てて頂き、子供達のお手本になるような行動、記事を投稿して頂きたいものです。
過激な内容を書き、アクセス数を稼ぐ事
アクセス数を稼ぎ、アフィリエイト収入を増加させたい方
単純にアクセス数が伸びる事が嬉しい方
などが該当するでしょうか。
【炎上】という言葉がありますが、道徳的に問題がある内容というのは意外とアクセス数が伸びるようです。
私には無い考えですから、そのような記事を読みたいと思う人が多い理由は分かりません。
- 自分の子が出来ない事を列挙して批判している
- 子と喧嘩をした原因の全てが子にあると一方的に発信している
如何でしょう?
客観的に書くとこのようになります。
こんな記事を見ても、誰も何も得るものは無いのだから、子の批判記事を書いているヒマがあったら、子に手紙でも書いてあげれば良いのにと思います。
子の出来ない事を列挙するだけの記事を書くくらいならば、その時間をどうやったら改善出来るか考える事に使った方が建設的です。
合理的に考えれば容易にこのような結論に至るはずです。
よって何らかのメリットが無ければ、このような無駄な事はしないはずです。
以上の事から、【過激な内容を書き、アクセス数を稼ぐ事】を目的としている方は多いのではないかと推測します。
全部フィクションで本当はお子様もいない方なら良いのですけどね~。
誰も傷つかないので。
フィクションであって欲しいですね!!
共感出来るといった内容のコメントを期待し、自身を正当化する事
これが目的の方も多いのではないかと推測します。
人間が選びやすい行動ですね。
相手に暴力を振るう、罵倒する、などは客観的に見れば、どう考えても良くない行動です。
単純に法律で禁じられていますから、一般的な道徳観に基づけば許されない行為です。
「自分の子」が相手だったら法律が適用されない訳ではありませんよ?
「自分の子」を罵倒しても、「他人の子」を罵倒しても、名誉棄損、傷害罪です。
「自分の子」を殴っても、「他人の子」を殴っても 傷害罪です。
高速道路の走行が分かり易いでしょうか?
法律違反である速度超過を犯している訳ですが、周囲の車の多くが速度超過しているため、それが悪い事だと見失ってしまう。
あるいは同じような考えをもつ方のグループ内で長期間過ごす事で誤った考え方を「正しいと思い込んでしまう」
心理学用語で言えば、自己正当化バイアス
最近のSNS内での用語で言えば、エコーチェンバーでしょうか。
自身が子供に振るった暴力、暴言を誰かに正当化して欲しくて、記事にされていないでしょうか?
このような行為は同様の行動を取る方を増やす行為だと思いますから、Sharari-manは断固反対致します。
本当にそうか?本当に正しいのか?
さて、一歩立ち止まって考えてみましょう。
今、あなたがブログで記事にしている内容は 誹謗中傷 ではありませんか?
事実を書いているだけだから名誉棄損にはあたらないわ!
刑法230条(名誉毀損罪)には「その事実の有無にかかわらず」という記載があります。
事実であっても積極的に対象者の社会的評価を下げる事は禁止されています。
SNSは匿名で私も私の子も分からない状態だから良いじゃない!
実際に名誉棄損で子が親を訴えるなんて事は無いでしょうが、子の悪評を積極的に拡散する行為が良い行いだとはSharari-manは思いません。
周りにYES-MANしかいないような特殊な環境下では、この行為の悪さに気付く事が難しいでしょう。
ぜひブログ記事を投稿する前に 一歩立ち止まって 考えてみては如何でしょうか?
子供の苦手な事を積極的に掲載する必要があるのか?
自分ではない誰かの利益に繋がるのか?
私利私欲、自己正当化の為ではないのか?
道徳観、法律に照らし合わせて、正しい行いか?
さて、Sharari-manが全く子供の批判記事を書いていないかと言えば、そんな事もありません。
例えば・・・
道場内では記憶力が最も低い
牛乳を良くこぼす
などでしょうか。
この場合は、明確に正方向の目的があるため、良いとしています。
このような特性があるけれど、指導の工夫で成長出来ている
記憶力自体は低いけれど、適切な反復学習で必要な能力を身に付ける事が出来ている
このような情報を公開する事で、記憶力が低いお子様に対する指導方法のヒントを得られる方がいる。
このように他者に対して、指導のヒントになるような内容でしたら問題は無いと考えております。
Musuko氏を批判するために執筆している訳ではありませんからね。
こういう内容を書くけど良いかい?
良いよ~。それで参考になる人がいてくれたら嬉しいよね!
ちなみにこのような感じで許可を得た上で掲載しております。
著作権法違反について
本ブログにおいては可能な限り「引用」で対処しております。
しかしながら、例えば問題集の紹介記事、Musukoの過去問記事などで著作権法違反をしています。
問題集の紹介記事においては 「目次」 の画像を出版社様に無断で掲載しているものがあります。
※一部は許可取得済み
Musuko氏の過去問記事においては 過去問のモザイク画像を掲載しております。
このような行為は著作権違反となりますから、著者の方から削除要請が来れば削除する必要があります。
また、その画像を使用した事を通じて利益を得ていれば、損害賠償となります。
問題集の紹介記事 については 出版社の利益となる事が殆どです。
特に依頼を受けた訳でも無くレビュー記事を書いており、批判的な内容も少ないですから、出版社からすればメリットしかないでしょう。
よって削除要請が来る事は殆ど無いと思います。ただし、問題そのものを載せる行為は控えております。
過去問のモザイク画像については削除要請が来る可能性はありますが、こちらも過去問集を合わせて紹介しており、販売に繋がる可能性がありますから、出版社から要請が来る可能性は低いでしょう。
ちなみに、本ブログに掲載している一部の出版物写真については出版社に許可を取っているものもあります。
- 本の表紙、背表紙、目次など本に関する写真をSNSに掲載すると基本的に著作権法違反
- 著作権法違反だが多くの場合、肯定的かつ宣伝になる内容であれば削除要請は来ない
- 批判記事は書かない事。宣伝になるから見逃してもらえているだけです。批判記事で本の写真を掲載すると削除要請あるいは訴訟になる場合があります
- 基本的に著作権法違反にあたるため、削除要請が来たら速やかに削除する
ちなみに言うまでもありませんが、他のブログ、ニュース記事などの画像を無断でコピペして使用してはいけません。
以前運営していた無料ブログでも
絶対に許可を取っていないだろうな~
というコピペ画像を良く見かけました。
このようなコピー画像の掲載は訴えられるケースが多く、かつ道徳的にも問題があると考えられます。よってやめておくべきだと考えております。
出版社の皆様へ
出版社の皆様、無断での表紙画像使用を見逃して頂いて、大変感謝しております。良いと思った書籍しか掲載しておりませんので、基本的には広告宣伝になっていると考えております。
問題があるようでしたらご連絡頂けましたら、即刻、記事ごと削除させて頂きます。
あとがき
Sharari-manは国語力に優れた人間では御座いませんので、意図せず皆様を不快にさせてしまう事もあろうかと思います。
その場合におきましては、コメント等で御指摘を頂けましたら、該当記事を修正、削除させて頂きますのでお気軽に御連絡下さい。
子に見せても恥ずかしくない記事
子が見ても嫌な気持ちにならない記事
を心掛けて更新して参りたいと思います。
我が家の学習事例が少しでも家庭学習に取組む皆様の御参考になりましたら望外の喜びです。
ではまた!
コメント【コメント非公開、メールでの返信を御希望される方はその旨をご記入下さい】