好きこそ物の上手なれ という ことわざ があります。
それはそうなのですが、大人になればそうも言っておられないような事も多くあります。
よって年齢毎に取り組み方は異なると考えております。
小学生~中学生
- 自制心が低い
- 正しい道徳観が充分に身に付いていない
- 義務、社会的責任に関する知見が無い
- 社会構造に関する知見が無い

さて、このような状態ですから、このような価値観に基づいた行動が出来ないという事です。
- 楽しいからやる
- 興味があるからやる
- 美味しい、嬉しいからやる
よって、本質的に子供達はこのような事に基づいて行動しています。
中には



僕は・・・・社会のために頑張りたいんだ・・・
なんて大人びた事を言う子供もいるかと思いますが、殆どの場合は『あまり良く分かっていないけれど、大人達が褒めてくれるからこう言う』という状態でしょう。
つまり 『嬉しいからやる』 です。
社会構造なんて殆ど知らないのに、『社会のために頑張る』なんて言えませんよね。
だって何が社会のためかも分からないのですから。



さて、このような心理に基づいて小学生は行動しておりますから、学問においてもまずは『楽しめる状態を作る』事がとても大事です。



嫌々でも受験合格、目標達成という義務感に基づいて行動出来る小学生は殆ど居ないと考えて良いでしょう。



中学生くらいまではこのような状態のお子様が多いように思います。



高校に入り多少なりとも大人と対等に話が出来るようになり、社会構造を理解し、義務感に基づいた行動が出来るようになってきます。



よって大人達がすべきは 楽しい/嬉しい と思ってもらうための行動を取る事です。
『合格するためにやりなさい!』
『社会のためにやりなさい!』
『自分事にして考えなさい!』
などと伝えても本質的に理解出来ません。
なぜなら知識も技術も充分ではないからです。



うちの子は進捗が遅いわ‥‥



このように悩んでしまう親御様が大勢いらっしゃると思いますが、まずは親子で家庭学習を楽しむところから始めて頂ければなぁと思います。



父さん、今日の勉強早くやろうよ~



父さん、この問題どっちが早く解けるか競争しようよ~



もうちょっと勉強したいんだけど良いかな?



この解き方すっごい格好良くない?美しくない?
また面白い問題解きたいなぁ~



このような前向きな気持ちで自ら学習に取組む状態になりさえすれば学力は後からついてきます。



一緒に家庭学習に取組む時も親子共に笑顔で取組む事が出来ます。



はぁ‥‥‥上手くいかないわ‥‥
今日もやる気が無さそうだし‥‥



ちゃんとやりなさい!真剣さが足りない!



このような感情で子供と向き合っていると、言わずとも表情や口調などの非言語コミュニケーションで子供には伝わってしまうものです。



ぜひ、親子で一緒に楽しもう!
という気持ちで学問に取組んで頂けましたら。
きっと親子で成長出来ます。
そして、それが楽しいと思えるはずです。
さて、つぶやきのような記事ですが、久しぶりに投稿してみました。
悩める親御様達の御参考になりましたら。
我が家の学習事例が少しでも家庭学習に取組む皆様の御参考になりましたら望外の喜びです。
ではまた!
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