本記事は謎解きストーリードリルのレビュー記事です。
我が家ではこの問題集を朝勉強として取り組んできました。
謎解きストーリードリル
表紙
言葉ドリル
【注意】 言葉ドリルが無いものもあります。
問題集概要
- 発行社 ナツメ社
- 陰山先生が監修
- 約140ページ(問題は約120ページ)
- 言葉ドリル約30ページ
- 税込み 1320円
- 1回4ページの問題が約30回分用意されている問題集。シリーズによって多少異なります。
- 別冊に言葉ドリルが付属しており、語彙力の学習が出来ます。言葉ドリルは各回毎に1ページです。
歴史編、理科編、算数編などがあり、ストーリーを読みながら歴史や理科の基礎について楽しく学ぶ事が出来ます。
毎日続ければ約30日で1冊終わるコンセプトです。
難易度
公立小学校の小4~小6くらいのレベルです。
本格的に家庭学習に取組んでいないお子様や通塾していないお子様でも取り組み易い難易度だと思います。
楽しく国語学習を進めるための入門書 という位置付けですね。
良い点
- 通塾していないお子様でも取り組みやすい難易度である事。
- 語彙問題、言葉ドリルが難しすぎない丁度良い難易度で基本的な語彙を身に付けるの丁度良い事。
- 人気作家さんを採用しており、話が面白く読みやすい事。
- 朝勉強として取り組みやすい、難しすぎない難易度とボリューム感である事。
- 語彙力に加えて、ストーリを通じて理社の基礎知識が学べる事。
- もっと理解を深めようというコーナーでやや深い内容が学習出来る事。
悪い点
- 中学受験レベルではないため、本書だけで中学受験突破は難しい事。
- 記述問題が少なく、記述問題の練習には殆どならない事。
通塾していない低~中学年の小学生が毎日の朝学習に取り入れるのがオススメです。
出題範囲と網羅性
中学受験範囲は網羅していません。
公立小学校で学ぶ範囲の語彙・文法・読解についてはある程度網羅しており学校のテスト対策としては良いと考えられます。
本書を少しずつ進めていけば、公立小学校で必要とされる語彙力や読解力は身に付くと考えられます。
推奨時期
読書の好きなお子様でしたら低~中学年からでも取り組めると思います。
それほど難しい言葉は出てきません。
読書をする感覚で気軽に楽しく取り組む事が出来ます。
我が家の進め方
朝学習として10~20分程度取り組む。
その後、語彙力ドリルで語彙の確認。
学校から帰ったあとに語彙力ドリルを5分程度読み復習して1日のカリキュラムは終了。
これを毎日続ける事が大事 だと考えています。
我が家ではちょっとひと手間かけて、サクサク読み進められるように、解答の語彙解説を本文の空きスペースに貼り付けて使用しています
親の手間は増えますが、子供が大変学びやすくなります。
毎日ペタペタ貼ってくれてありがとう!
どういたしまして!
なんて会話があったかどうかは定かではありません。
総評
大変良い問題集だと思います。
もっと出版してシリーズを拡充していって欲しいくらいのお気に入りです。
国語は文法と語彙力と漢字がもっとも大事だと考えています。
国語の点を取るためだけでなく、社会生活を不自由なく送るのにも文法と語彙力と漢字は大事です
読書を楽しみながら語彙力や理社の基礎知識などについても学べるというコンセプトが素晴らしく、大変気に入っている問題集です。
難しい読解問題は大人が取り組んでも疲れます
気軽に取り組む朝勉用の問題集として本書は大変オススメです。
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我が家の学習事例が少しでも家庭学習に取組む皆様の御参考になりましたら望外の喜びです。
ではまた!
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