本記事は SAPI×漢 という漢字参考書のレビュー記事です。
我が家の活用の仕方は独特です。
一番下の 進め方 を参考にしてみて下さい。
SAPI×漢
問題集概要
- 発行社 日本入試センター
- 328ページ
- 税込み 1540円
- 漢字と熟語学習のための参考書
- 書き取り式の問題集ではありません
- 漢字、熟語の読み、書き順を学ぶための辞書に近い書籍
難易度
- 小学校で習う範囲外の常用漢字も含めた1026字が学べる参考書。
- 熟語は難しい内容まで網羅されており、難関中学まで対応出来るレベルの熟語が学べます。
良い点
- 字の成り立ちなど豆知識が豊富で興味を持ちやすい事。
- 中学受験で頻出の熟語が多く記載されており、中学受験に対応した漢字・熟語を学習しやすい事。
悪い点
- 書き取り問題などは無いので、本書を見ながら別途ノートへの書き取りが必要
基本的に辞書と同じだと考えてよいです。
悪い点と言いますか、本書を用いて漢字を学ぶならノートが必須という事です。
推奨時期
漢字学習ですから、何年生からでも学習に活用可能です。
我が家は小学1年生の終わり~2年生の始めにかけて本問題集を使用し始めました。
進め方【参考】
漢字の意味と読みを高速で覚える
私は漢字は読みと意味の理解が最も大事だと考えています。
極論を言えば現代はPCで書く事が殆どですから、書けなくても社会生活で困る事は少ないでしょう。
当然、書けた方が良いですが。
また、算数や数学などの他教科を進める際も漢字が読めず、意味が分からないと学習がストップしてしまいます。
逆に漢字の読みと意味の理解が進んでいれば、他教科の学習も進めやすくなります。
しかも、漢字の意味を理解していると、読書から得られる経験値が大幅に増加します。
よって漢字の読みを最高効率で極めるために 以下の手法で取り組みました。
効率重視の軍隊式で学ぶのだ!!!!
ひぇぇぇぇ・・・・・
というような やり取りは全くありませんでした
漢字・熟語の意味と読みを高速で覚える
1日30ページ程度を目安に漢字の意味と読みを解説します。
4文字/ページ が基本ですから、約120文字です。
1文字あたり15秒程度 解説をしながら進めます。
120×15=1800秒=30分です。
ノドが枯れます・・・・・
9日~10日で1周終わります。
我が家の場合は、親が椅子に座る子供の横で SAPI×漢 を子供に見せながら 漢字の読みと意味について喋り続ける手法で取り組みました。
子供は目で追い、多少の音読をするだけでしたから全く嫌がりませんでした。
一方、我が家の場合は書き取りは相当嫌がります・・・・・。
この作業を3周程度実行します。
おおよそ 1ヶ月間かかります。
1日30ページ程度を目安に読みと熟語を学習する
1つの漢字に付き、例文が2~5文程度あります。平均4文とすれば例文が
120文字 × 4 例文 =480例文
程度掲載されています。
早口で良いから高速で音読してみよう!
:@:@;l|*+
日本語を喋って下さい・・・・・
このように横に付いて、子供に高速で音読してもらいます。早口でOKです。
1例文あたり、2~3秒です。よって
480文 × 3秒 =1440秒
ページめくり、漢字の確認を考慮すると
2000秒 = 33分 程度です。
大体30分間ですが、高速で音読し続けます。
この作業を3周くらいします。
大体1ヶ月です。
①と②の作業を合わせて約2ヶ月間続けます。
するとかなり高確率で6年生までの漢字の意味と読みがほぼ出来るようになります。
長期休暇の時にこの作業を実施したように記憶しています。
この作業は読みと意味のみの学習ですから、書取りは別途公文のドリルなどで学習しました。
低〜中学年はまず小6までの読みを完璧にする事をオススメします。
読みと意味が分かれば、普段の生活の全てが復習になるからです。
スーパーに行っても、テレビを見ていても漢字・熟語が溢れています。
全く読めないと 学習効果はありませんが、読みと意味が分かれば 生活の全てが復習になります。
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書き取りを含めた総合学習はこちらの問題集で!
我が家の学習事例が少しでも家庭学習に取組む皆様の御参考になりましたら望外の喜びです。
ではまた!
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