さて、表題の件です。
久しぶりにサイクリングに行って参りました。
いつもとは違うコースを道場生の皆と一緒に。
小学生を連れてのサイクリングですからペースはノンビリです。
具体的には下のグラフのようです。
走行中に限って観れば平均20km/h くらいですかね。
さて、道場生達と話をしていると学校では色々な事があるようです。
毎日、誰かに悪口を言ったり、嫌がらせをする子。
それが原因で不登校になってしまった子。
それが原因で授業中に泣き出してしまった子。
小学校は社会の縮図のようなものですから、色々な事があるでしょう。
現代の社会体制ではこのような嫌がらせをする子を完全に無くす事は難しいでしょう。
社会に出てから出会う人間の中にもそのような行為をする方はいます。
子供達は素直ですから、嫌がらせをする子が投げかけてきた『嫌な言葉』を真に受けてしまい、傷ついてしまう子もいます。
大人になれば自然と「こんな変わった人の言う事は真に受けず、聞き流そう」と思えるのですが、子供達には難しいようです。
『聞き流す』という行為は技術だと思いますから、学校教育で身に付けさせる事も可能なようには思います。
大事なことまで聞き流してしまうというリスクはありますが、不登校やメンタル不調のお子様を増やさないためには必要な技術のようにも思います。
算数道場では多少の道徳教育を実施しておりますが、その中では『聞き流す技術』に関する話もしております。
道徳観に照らし合わせて異常な言動や行動は気にせず、聞き流してしまえば良い
このような内容を繰り返し伝えるだけですが、判断基準である道徳観の浸透が重要であるように思います。
少子化によりただでさえ子の数が減っている中、不登校者の数は過去最多となっております。
以下の記事でも言及しておりますが、費用対効果を考えれば充分に採算が合うはずですから、子供達の学習環境改善のために国には本腰を入れて活動に取り組んで頂きたいところです。
さて、表題の 『サイクリングを楽しもう』 ですが、スポーツ,学習を楽しむという行為は大変良いものです。
- 仲間と一緒に活動する事が楽しい
- 昨日より成長出来た事が楽しい
- 知らない場所に行く事が楽しい
このように思える事は社会生活を楽しく過ごす上で大変重要です。
サイクリングで知らない街に仲間達と出かけ、それが楽しい思えた。
仲間達と一緒に行ったから一人で行くより楽しかったと思えた。
このような成功体験はコミュニケーション能力を強化します。
楽しければ「また行きたい」と思いますし、「もっと友達とお話したい」と思うでしょう。
サイクリングや他のスポーツに打ち込んでも学力は向上しないわ!
直接的にはそうかもしれませんが、間接的には学習意欲の向上、体力向上、仲間意識の向上 などを通じて、学力向上に寄与していると感じます。
これからも道場生達とのサイクリングを続けていきたいですし、それを通じて子供達の成長をサポートしていきたいと考えております。
ぜひ皆様もサイクリングで色々な場所に出かけてみて下さい。
車で通り過ぎるだけでは気付かなかった素晴らしい景色を見る事が出来ます。
汗をかき、仲間達とゼェゼェ言いながら登りきった後の 山の景色を見ながら飲むスポーツドリンクの味は格別ですよ。
我が家の学習事例が少しでも家庭学習に取組む皆様の御参考になりましたら望外の喜びです。
ではまた!
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